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「2022中国(遼寧)-中央アジア教育協力サブフォーラム」成功裏に開催

712日、遼寧省教育庁が主催し、大連外国語大学が引き受けた「2022中国(遼寧)-中央アジア教育協力サブフォーラム」が成功裏に開催された。今回のフォーラムは第9回中国--中央アジア協力フォーラムの3つのサブフォーラムの一つとして、「教育協力を深化し、美しい未来を共に迎える」をテーマに、中国の大学と中央アジア諸国の大学間における教育交流と協力を検討した。フォーラムは開幕式、教育協力協定の調印、フォーラム発言の3部構成で、遼寧省教育庁の馮守権長官が開幕式で挨拶し、大連外国語大学党委員会の王偉辰書紀が開幕式を主宰した。カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンなど中央アジア5カ国からの13校の大学、及び北京、上海、遼寧、吉林、黒竜江、内モンゴル、陝西、甘粛と新疆など9つの省からの43校の国内大学の学長方、上海協力機構大学協力研究センター、ユーラシア経済フォーラム事務局などの部署の指導専門家方、そして10余りの政府部門、社会運営と企画展機構、国内外メディア記者、中央アジア留学生代表など計200人余りがインターネット上に集まり、中国と中央アジア5カ国が外交関係を結んだ30年以来の教育領域における協力成果を共に回顧し、遼寧と中央アジア国家間の大学交流協力の新たな発展を見守り、今後の中国と中央アジア国家との教育協力の新しい未来を展望した。

 フォーラムの開幕式で、遼寧省教育庁の馮守権長官、トルクメニスタン教育部のアタエワ部長、吉樹民駐タジキスタン中国特命全権大使、上海協力機構善隣友好協力委員会の鄭薇事務総長、ウズベキスタン教育部国際協力と投資誘致司のサルドール司長が挨拶した。発言者たちは次の段階で中央アジア5カ国など「一帯一路」沿線国との教育国際交流協力を引き続き推進していくことを明確に提案した。そして、新しいプラットフォームを構築し、新しい成果を共有し、新しい構造を開拓し、教育の国際化の質とレベルを向上させ、教育の対外開放の新高地の構築に力を入れ、中国の大学と中央アジア国家の大学の間でより多くの領域、より深いレベルで全方位の教育交流と協力を展開し、中国-中央アジア運命共同体を更に活力を持たせることを助力すると述べた。

 教育協力協定調印の一環で、大連外国語大学、瀋陽師範大学、遼寧師範大学、遼東学院など4校の省内大学はそれぞれウズベキスタンタシケント化学大学、キルギスイセク湖国立大学、タジキスタンロタスラビア大学、ウズベキスタン外交大学など4校の大学と5項目の協力協定に調印し、今回のフォーラムに教育協力の成果を加え、今回のフォーラムの「教育協力を深化し、美しい未来を迎える」というテーマに応じ、わが省の大学の対外協力「モーメンツ」の拡大を促進した。

 フォーラムの発言コーナーでは大連外国語大学の姜鳳春副学長が司会を務めた。大連外国語大学の劉宏学長、内モンゴル民族大学の趙東海学長、中国医科大学の劉瑩副学長、瀋陽師範大学の楊傑副学長、大連理工大学の陸文慧学長補佐、西北農林科学技術大学の劉文波学長補佐など6校の中国側の大学指導者、ウズベキスタンのタシケント化学大学のウズマノフ学長、カザフスタンのカラガンダ国立大学のドゥラトベコフ学長、キルギス鉱業大学のアダグロフ副学長、キルギスのラザコフ国立技術大学のトラベコフ学長、タジキスタンロタスラフ大学のザイロワ学長代表など5校の外国側の大学指導者が発言した。また、3人の有名学者および2人の企業代表は、「手を携えて挑戦に対応し、開放融通を促進する」「開放共有、革新協力」「中国−中央アジア30年教育協力と交流:回顧と展望」および「人類運命共同体の構築を推進し、新しい時代の教育国際交流と協力を開拓する」など4つの主要テーマについて十分な交流を行った。最後に、遼寧省教育庁国際交流協力部署の劉彤署長はフォーラムについて総括発言をした。

議に参加した各方面の共同努力のもとで、「中国(遼寧)-中央アジア教育協力サブフォーラム」は大きな成功を収め、所期の目的を達成した。今回のフォーラムでは中国と中央アジア諸国が教育交流協力を深く推進する積極的、有効的な質の高い意見交換が行われた。遼寧省内の大学はこのフォーラムの良い流れに乗って、中央アジア諸国との教育交流協力を引き続き深化させ、より多くの質の高い成果を産出し、中国-中央アジア教育協力の美しい未来を共に迎え、教育交流協力の新たな局面を共に切り開いていく