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本学英語学院週例「鴻鵠の志」講座第七回「中華伝統家系文化漫談」開催

6月26日午後、本学英語学院週例「鴻鵠の志」講座第七回「中華伝統家系文化漫談」が、教学棟励業楼アイルランド研究センターにて開催された。講師は博士課程指導教授の鄧輝臣教授に務めていただいた。

まず、鄧輝臣先生は中国伝統文化研究の有効コーパスに基づいて、家系図文化もまた中華文化の真髄の1つとして重要視すべきだと主張した。「子孫がアイデンティティーをさかのぼることができるように綴られてきた家系図は、中国古代法度社会における同族の家の系譜および先祖の足跡を記録した図や文書であり、特殊な形式で一族代々の発展史を記録している。また、記録方式や内容の趣きによって、系譜は碑譜、塔譜、玉牒(皇族の家系図)、祠譜などに大きく分けられている。系譜の研究を通じて、当時の社会状況や人々の価値観などを読み取ることができる」と述べた。

続いて、鄧輝臣先生は系譜の重要な働きの一つとして、先祖の勤勉さや諦めない精神は同じような性質を受け継いできた子孫にとって、学ばなければならないことだと強調した。さかのぼってみると、中国最古の王朝殷周時代以前の夏の時代から、系譜がうまれたということだ。数千年の移り変わりを経て、家系図文化はすでに中華文化の中心にまで深く溶け込んでいった。講座の最後の一環として、鄧先生は汪氏一族の系譜を例にして、系譜作り専用のソフトウェアを参加者に紹介した。

今回の講座の趣旨は、家系図文化をより深く理解してもらうこと、中国伝統文化への関心をより高めること、家族との絆・国とのつながりをよりよく結ぶことである。「家とは小さな国なり、国とは千万の家なり」。系譜と家訓の力を活かしてその一族独特の風格を醸し出すことができると同時に、愛家愛国心はまた人の一生の宝にもなると鄧先生は熱く語った。終わりの挨拶として、鄧先生は英語学院の皆さんに中国の伝統をきちんと受け継ぎ、家族と国への愛情をこめて、中国と外国との友好の架け橋になってほしいとエールを送った。

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