8月23日午後、姜鳳春副学長はインドネシア・ウダヤナ大学のスワストラ前副学長らご一行4名様と会見、国際交流合作処、孔子学院工作処、漢学院、および関係部門の責任者らが会見に参加しました。
会見では、姜鳳春副学長は、スワストラ前副学長らご一行に対して歓迎の意を表したうえ、わが校の沿革、発展、および国際化教育の特徴などを紹介しました。わが校は、1964年の創立以来、国際交流・協力を非常に重視し、現在、30余りの国・地域の220余りの大学と交流協定を締結しています。その中で、近年、東南アジア地域の大学との協力に大きく力を入れており、ウダヤナ大学はインドネシアにおける初の協定校として、これから広範囲にわたる交流・協力を期待しています。また、姜鳳春副学長は、インドネシア語専攻の開設、観光ビジネス専攻分野における交流・協力実現に向けて、ウダヤナ大学のお力を拝借したいと述べました。続けて、姜鳳春副学長は、わが校の孔子学院の開設、発展、および成し遂げた業績に関しても報告しました。その後、双方は、ウダヤナ大学における孔子学院開設をめぐって話し合い、基本的な合意を得ました。姜鳳春副学長は、孔子学院の開設を機会に、教員の相互訪問をはじめ、広範囲にわたる協力関係の構築を期待していると述べました。
ウダヤナ大学観光中国語育成センター(CTTC)の秘書を務めるウラ氏は、わが校の熱意に対して感謝の意を述べられた上、ウダヤナ大学の概況を紹介されました。ウダヤナ大学はバリ島におけるもっとも有名な総合大学の一つで、13の学部、58の本科専攻、および修士課程・博士後期課程の教育プログラムを有しており、約3万人の学生が在学しています。バリ島は世界的に知られている観光地ということもあり、中国人の観光客も増加しています。それにつれ中国語の需要が高まっています。現在、CTTCは中国語を教えたり、中国の文化を紹介したりする役割を果たされています。ウラ氏は、今後、わが校との連携による孔子学院の開設、ウダヤナ大学における中国語専攻の設置を通じた中国語人材の育成を希望していると述べられました。
このたび、わが校の劉宏学長とウダヤナ大学のスディウィ学長との間で、両大学協力覚書が締結され、双方の交流・協力のさらなる促進に向けて、確固たる基盤を固め、有利な条件を作り出しました。
翻译:张英春
校正:金户幸子