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第3回「中国の映像 世界に発信」フォーラムが大連で開催

9月21日、第3回「中国の映像 世界に発信」フォーラムが大連で開催された。同フォーラムは大連外国語大学、中国大学映像学会国際伝播専門委員会の共催で、大連外国語大学文化伝播学院、大連外国語大学中華文化海外伝播研究センターによって主催された。

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上海交通大学、上海外国語大学、北京外国語大学、広東外国語対外貿易大学、大連外国語大学、四川外国語大学、雲南大学、中国メディア大学、中央民族大学、広西大学、青海師範大学、遼寧師範大学などの研究機関及び芸恩データ科学技術株式会社、上海国際映像祭有限公司などの関係業界各社から、90人以上の研究者と専門家が出席した。「人類運命共同体における中国映像の世界への発信」というテーマをめぐって討論した。

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大連外国語大学の常俊躍副学長が開幕式で挨拶した。常俊躍副学長は、大連外国語大学は中華文化の海外普及において大きな役割を果たしており、映像の「海外進出」は中国の国際イメージアップ、文化伝播において重要な役割を担っていると指摘した上で、今回の学術フォーラムの開催は国家の発展の段階にふさわしいものであり、今まさに中国の映像文化を世界に向けて発信する時が来ていると述べた。

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中国大学映像学会副会長、映像国際伝播専門委員会の李亦中教授も挨拶した。李教授は、映像の国際普及専門委員会が2017年に設立された後、急速な発展を遂げ、北京外国語大学、上海外国語大学、広東外国語対外貿易大学、大連外国語大学、天津外国語大学などの外国語大学との連携によって、映像の国際普及に関する研究活動を全面的に展開している点を高く評価した。

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中国大学映像学会民族映像専門委員会副会長、中央民族大学の趙麗芳教授が同学会を代表して挨拶し、文化伝播学院院長兼中華文化海外伝播研究センター主任の張恒軍教授が開幕式の司会を担当した。

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基調講演では、上海外国語大学メディア学院の郭可学院長、北京外国語大学の国際メディア学院の姜飛学院長、芸恩データ科学技術株式有限公司の共同経営理事の王猛氏、上海国際映像祭センターの王晔副主任、中央民族大学の何克勇教授、大連外国語大学文化伝播学院の張恒軍教授などが発言した。大連外国語大学の特別招聘教授、中華文化海外伝播研究センターの首席研究員の唐潤華教授が基調講演全体の司会を務めた。

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同フォーラムは基調講演と6つの分科会から構成されており、各分科会のテーマは「異文化コミュニケーションにおける映像言語、言語文脈の地域差異、適応と融合」、「地域の映像文化と対象国の映像文化に対する影響力の向上」、「ニューメディアによる映像の国際伝播の経路、方法と効果に関する研究」、「映像翻訳と映像専門人材の育成」、「映像国際普及の多元文化主義による実践と探求」、「開放的円卓会議」などであった。(芦思宏 潘婧妍)

翻訳:日本語学院筆訳教研室 邴胜

校正:日本語学院外教教研室 川口浩一

邴胜 E_MAIL:bingsheng0719@163.com