中央弁公庁、国務院弁公庁の「中国の優れた伝統文化の伝承を推進するプロジェクトの実施に関する意見」と全国教育大会の精神に基づき、中国古典誦書講(朗読・詩作・解説)プロジェクトを全面的に実施するため、3月15日に教育部主催による2019年中国古典誦書講コンテストが正式にスタートしました。遼寧省教育庁・省語委員会はこれを機に、中国の優れた伝統文化を伝承する作品を広く社会の各界から公募し、数多くの教師、学生、および社会人から多大な支持を得ました。
本コンテストにおいては、古典朗読、詩文創作、「祖国の印」学生篆刻、「迦陵杯・詩教中国」詩詞解説という四つのコンテストが行われており、その中で、古典朗読コンテストは、大学生、中高生、小学生、留学生、教師、および社会人の6つの部門に分かれて行われました。
8月4日、遼寧省言語文字工作委員会は2019年中華経典誦書講コンテストの結果を発表し、本学漢学院の陳迪強准教授の作品「黎明の知らせ」が、遼寧省2019年中国古典誦書講コンテスト教師部門の二等賞を獲得しました。この賞は、陳迪強準教授と制作チームに対する評価だけでなく、中国の優れた伝統文化の伝承を推進する本学に対する励ましでもあります。 中国の優れた伝統文化を継承・発揚し、中国の言語と文化の魅力を顕彰するとともに、古典朗読が進んで行われる雰囲気を社会全体で醸成することは、人材を育成する高等教育機関としての本学の責任であります。我々は、新中国成立70周年にあたり、「古今の古典を朗唱し、国を愛する心を謳う」の精神と態度を揺るぐことなく堅持し、自信をもって優れた伝統文化を引き続き発揚するものであります。
翻訳:日本語学院筆訳教研室 張英春
校正:日本語学院外教教研室 佐藤秀樹