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上海協力機構(SCO)中国側大学による地域学高級培訓班がわが校で挙行

7月13日-17日、上海協力機構(SCO)中国側大学による地域学高級培訓班の研修がわが校で成功裏に実施された。今回の培訓班は、上海協力機構(SCO)大学における中国側大学の学長事務局が主催し、北京外国語大学、山東大学、吉林大学、新疆大学など、上海協力機構(SCO)大学に加わった中国側の大学から、20余名の教師が参加したものである。講師はロシア人民友好大学の地域学専門家、「国際関係と歴史」という研究室の主任を務めるジグレフ氏と大学教師であるルラフレワ氏が担当し、講義内容はすべてロシア語で進められた。

培訓班の開業式は上海協力機構(SCO)大学中国側の大学学長事務室の主任を務める任雪梅氏が主宰し、わが校の孫玉華学長が上海協力機構(SCO)大学中国側の学長委員会主席として挨拶をした。孫学長は挨拶の中で、ロシア民族友好大学からの地域学専門家に対して感謝の意を表したうえで、SCO中国側大学からの学習者に対し、今回の機会をよく利用し、地域学に関する理論と知識をしっかり身に付けるよう希望した。

上海協力機構(SCO)中国側大学による地域学高級培訓班がわが校で挙行上海協力機構(SCO)中国側大学による地域学高級培訓班がわが校で挙行

一週間の強化訓練の中で、二人のロシア専門家は、「ロシア地域学の教育体系」、「地域学という学科の性質と範囲」、「ロシア民族友好大学における地域学カリキュラムと人材養成システム」、「ロシアの政治と経済モデル」、「グローバル化とロシア」、「ロシアと中国との協力」、「中露両国がともに直面している課題と対策」などをテーマとして、講義を進めてきた。

今回の研修は期間としては短いものであったが内容としては充実しており、大変勉強になったと学習者らが満足げに感想を述べた。すべての講義が終了した後、学習者らはSCO中国側大学の事務室から、研修の修了証書が授けられた。

上海協力機構(SCO)中国側大学による地域学高級培訓班がわが校で挙行