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本学が孔子学院本部/国家漢弁2015年度HSK試験

サマーキャンプを主催

8月16日午前9時、日本の学生16人を乗せたバスを見送り、本校主催の孔子学院本部/国家漢弁2015年度HSK試験サマーキャンが円満に終了した。今回の試験サマーキャンプは、16人の参加者全員がHSK試験に合格しただけでなく、中国文化の深さや独特な魅力を体得し、中国人民の平和を愛する真挚な気持ちを深く理解してもらうことができたことなど、大きな成果を収めることができた。主催大学の対応も国家漢弁ならびに日本の関係者に高く評価された。

2015年度漢語HSK サマーキャンプ(大連組)は、8月10日から8月16日の7日間実施された。主な活動は、中国文化体験授業や文化の考察、中国语の授業、HSK試験などである。その目的は「沈浸式」という教育方式で中国語を学び、中国に親しんでもらって、より優秀な成绩でHSKに合格してもらうことである。

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中国体感――中国文化体験授業

日本人参加者に中国を体感してもらうために、わが校は切り紙、中国結び、書道、中国画、太極扇子などの文化体験科目を用意した。参加者は、教師の指導の下で自分の作品を完成させ、達成感と自負心を感じとることができたようである。

中国に親しんで――中国文化考察

最も参加者を喜ばせたのは大連市内と旅順の文化考察活動であった。参加者は随行案内員の引率のもとで、大連聖亜水族館、星海広場、北大橋(北九州市と大連市の友好の象徴)、旅順などを見学し、身近に中国を体感することができた。

中国に名残を惜しんで――歓送パーティー

8月15日、全員が参加する歓送パーティーが行われた。参加者は本学に来てわずか一週間であったが、中国人の先生やボランティアと深い友情を結ぶことができた。中国の音楽を鑑賞したり、記念品を交換したりして、パーティーは三時間も続き、名残りを惜しみながら終了した。参加者にとってこの旅は忘れられない思い出になったようであり、帰国しても、中国語を勉強し続け、中日友好の使者として、また中国にやって来たい、大連外国語大学に来たいとのことであった。

日本側引率の安藤弘人先生は「大连の景色はすばらしかった。大連外国語大学の人は優しかった。来年、また来たい。」というメッセージを残して、大連を後にした。(高航)