11月25日午後、日本亜細亜大学の栗田充治学長が励業館の301室で日本のボランティア事情に関する講演を行った。日本語学院の孟海霞副院長が進行役を務め、80名あまりの学生が講演に参加した。
栗田学長はボランティア活動が自己満足であるかどうかというホットな話題から始まり、ボランティア活動の歴史と現状を語ってくれた。そして、日本現代の反戦教育を紹介し、日本の犯罪率が低い理由なども併せて説明した。
最後に、栗田学長は学生たちにボランティア活動に参加して自分自身しか体験できない経験を味わうよう強く勧め、身近な小さな事から始めて中日の文化交流のために貢献してほしい、と結んだ。
今回の講演は学生たちが日本社会のボランティア文化をよく知るきっかけとなるとともに、中日文化交流を深める一助となった。また、日本語での講演であるため、日本語学習の雰囲気も醸し出され、学生たちの日本語能力も高まった。