3月14日に、劉宏学長が日本・山口大学の纐纈厚副学長、植村高久東アジア研究科長等5名と会談した。国際交流処、日本語学院などの担当者も同席した。
劉宏学長は纐纈厚副学長等の来訪に対して歓迎の意を表すと共に、両校の提携について、山口大学は大連外国語大学にとって重要なパートナーであり、これからも両校の長所を活かして、留学生や研究者の派遣、博士の共同育成及び教育や研究など様々の分野での交流を促進したい。特に大連外国語大学の東北アジア研究センター、中日韓合同研究センターと山口大学東アジア研究科などの研究機関との共同研究を強化し、東北アジア地域研究、外交外務に関連する理論的研究及び高度な人材の育成に積極的に取り組んでいきたいと述べた。併せて、山口大学教員による本学での授業や学術講演の実施、漢学院への留学生派遣に期待を寄せた。
纐纈厚副学長は、劉学長の招待に感謝の意を示し、次のように述べた。山口大学は長年に渡り、国際共同教育や博士人材育成に力を尽くしてきており、日本国内では高い評価を得ている。2015年4月に国際総合学部を創立したことにより、両校に新たな交流と提携の場を提供できるようになった。山口大学はこれからも交換留学生や研究者の派遣、博士の共同育成、学術研究など多分野の交流と提携を深めるつもりである。特に山口大学東北アジア研究科が橋渡し役を担い、地域研究、国際関係学、国際政治、言語学などの学術研究領域において、大連外国語大学との交流・提携を深め、東北アジアの発展に貢献したい。大連外国語大学からもより多くの留学生が来学することを期待している。
会談を通じて、両校は “東北アジア外交外務優秀人材育成博士プロジェクト”、外大“3+1”学部プロジェクト、山口大学国際総合学部生の本学への留学など具体的な内容を協議し、共通の認識を得た。