5月23日に、劉宏校長が学校法人城西大学水田宗子理事長一行と会見し、両校間の交流と協力について意見交換を行った。
大連外国語大学と城西大学は提携関係を結んで、長年本科生、院生の共同育成を推進し、少なからぬ成果を収めてきた。特に若手日本語教師向けの連携大学院が開設されて以来、既に三人の教師が博士号を取り、今後の更なる協力関係が期待できる。
会見後、城西大学と日本語学院共催のシンポジウムが日本語学院の会議室で開かれた。水田理事長の詩集『帰路』が日本語学院の陳岩教授によって翻訳され、中国語版が出版されたことを記念するため、作者と訳者にお祝いの花束を贈呈した後、水田理事長が講演した。「外地と表現」というテーマで行われたこの講演で同理事長は詩集『帰路』を通して外地にいる時のアイデンティティの多重性を表したと、明らかにされた。
その後、「日中現代詩をめぐって――外地と表現」というシンポジウムが開かれた。シンポジウムは座談会の形を取り、水田理事長が司会役を務め、詩人田原氏、大連理工大学杜鳳剛教授、本校の陳岩教授、劉利国教授、孟海霞副教授、何志勇副教授がそれぞれ自分の角度から発言した。
城西大学一行の来訪は劉宏校長が職務についてから初めてのもので、今後、共同育成だけではなく、双方の研究機関の共同研究も期待されている。