「遼寧省教育庁弁公室の省内一般大学2015年度学部教育評価報告公表の通知について」(遼寧省教育弁公室発[2016]118号)により、大連外国語大学は「大連外国語大学2015年度学部教育評価報告」の作成を終え、社会に公表する。“十二五ヵ年”計画期間、我が校は人材育成、科学研究、社会奉仕、文化伝承と革新という四つの面において好成績を収め、予定通り“十二五ヵ年”の目標を達した。
2015年は“十二五ヵ年”の最後の年である。報告は“学部教育の基本状況”、“教師と教育資源”、“教育建設と改革”、“質を保証する教育システム”、“学生の学習効果”、“スペシャルプログラム”、“解決すべき問題”、“努力の方向”という七つの部分からなり、本学の2015年度学部教育について客観的分析と全面的な総括を行っている報告は来るべき“十三五ヵ年”期に大きく発展できるよう、これまでの教育建設の経験を全面的に踏まえ、学部教育における問題点を把握し、その改善措置や方法を探り、さらに今後の改革方向と目標を明らかにしている。教育評価報告の作成は各学科が行った学部教育の自己評価の重要な手段であり、また、大学の審査評価と年度評価の大事な資料である。
今回の報告は各学院(学部)と行政部門から重要視され、各学院等の責任者が責任を負って作成された。すなわち、大学本部の求めに応じて18の教学部門と10の行政部門が報告書作成に加わり関係資料を提出した。この作業によって学部教育評価業務の規範化、常態化、制度化が推し進められた。
評価報告の作成と公表は自己評価や健全な高等教育の質を保証する教育システムの構築、大学の情報公開制度の改善などに繋がる。これを機に、さらに教育の改革を推し進め全面的に本学の人材育成の水準を高めていきたいと考えている。