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科学研究の総括会議の開催

12月28日に、承志楼525会議室で本年度の科学研究総括会議が開かれた。劉宏校長、科研所常俊躍所長、張紹萍副所長及び責任者等24名が出席した。

各学部等の責任者が当該学部等のこの一年間の研究成果と2017年の研究活動の構想を述べた。この1年間各学部は研究活動報告の作成、社会サービスの提供、学部間交流、研究体制の構築、質の高い学術活動、雑誌の発刊、訳著書の出版、横断的研究課題への取り組みなどの面で好成績を収め、大学の学部学科建設と発展を支え推し進めてきた。

常所長は、アカデミックな雰囲気がキャンパスに溢れ、実りの多い研究成果が生み出されたことを高く評価したうえで、科研所は「教授が学問研究を主導する」という考え方に基づいた学術研究の民主的管理プロセスの推進、国家重点領域科研プロジェクトへの採択、遼寧省最優秀成果賞の受賞、大学発展計画の策定、先端的学術シンポジウムの開催、各分野のプロジェクト申請の審査員等の招聘、学術雑誌の定期刊行化などで大きな成果を上げてきたと総括した。また、2017年についてはハイレベルな研究プロジェクトの促進、研究体制の整備、大学研究機構の設置、成果評価、管理面における手続きの効率化などを重点課題として挙げた。

一方、劉宏学長は昨年の本学の研究活動を評価したうえで“一体両翼”の発展、つまり学際的な研究と共同研究の必要性を強調した。とくに「国際化と情報化」社会背景に質の高い人材育成を目指し、“一帯一路”及び“東北アジア外交外事”を研究枠として言語学と他の学問分野との学際的研究を促進し、我が校の外国言語文学研究の主体地位を強化すべきだと述べた。

さらに、劉学長は、大学研究機構を速やかに設置すること、本学の学術研究の名声を高めること、ハイレベルな研究プロジェクトを通して国内外の関係領域の専門家と密接なチームワークを構築すること、学術交流を深めること学術面で本学の影響力を拡大すること、評価システムを整備して、研究に対する教員の自覚性と能動性を高めること、高学歴、高職位教員の学術貢献度を高めることなどを今後の重要課題として指摘した。

最後に、劉学長は一級学科博士コースの設置について触れ、積極的に準備し、設置に必要な各方面の条件を整えるよう求めるとともに、“革新”と“堅実”を座右の銘として大学の学術発展の中堅的存在になってほしいと科研所の所員に励ましのエールを送った。