10月10日、チュニジア、カルタゴ大学孔子学院第1回理事会が本校で開催された。カルタゴ大学の学長オレホ氏、チュニジア高等教育及び科学研究部国際交流司司長のスリム氏、カルタゴ大学孔子学院学院長の胡坦氏、カルタゴ大学孔子学院中国側院長の徐日宣氏、チュニジア高等言語学院中国語専攻責任者のハリダ氏、わが校の学長劉宏氏、孔子学院事務局とイタリア語アラビア語学院の関係部門の担当者が本会議に参加した。
劉宏学長はまず歓迎の挨拶をした。大連外国語大学を代表し、チュニジアカルタゴ大学及びチュニジア高等教育部代表の一行に歓迎の意を表した。今年5月に全国人民代表大会常務委員長の栗戦書氏が本校とカルタゴ大学が共同で設立した孔子学院に記念プレートを授与した。両国の政府、大使館及び双方の大学の努力により、カルタゴ大学孔子学院の建設は順調に進んでおり、近い将来、本校の他の九校の孔子学院と同じように、カルタゴ大学孔子学院も特色のある高度な学院になるだろうと学長は語った。
チュニジアカルタゴ大学学長のオレホ氏は、我が校の周到な歓迎会と手配に感謝の意を表した。また、劉学長にチュニジアの現状と、その西アジアと北アフリカにおける独特な優位性とカルタゴ大学の基本的な状況を紹介した。また、カルタゴ大学はチュニジアの重点大学の一つであり、将来孔子学院を通じて、大連外国語大学とさらに広い範囲での協力ができると語った。
その後、チュニジア高等教育及び科学研究部国際交流司の司長のスリム氏がチュニジア高等教育部を代表してあいさつした。2017年にチュニジア高等教育部部長と共に孔子学院本部を訪問したことがあり、カルタゴ大学孔子学院は、大連外国語大学とカルタゴ大学の孔子学院であるだけでなく、チュニジアの重要なプロジェクトであり、将来的に、孔子学院がチュニジアの優れた地理的位置を生かし、積極的に多角的協力を展開してほしいこと、さらに両国人民の相互理解と友情を深め、協力し合い、共に進歩することを望むとスリム氏は述べた。
最後に、チュニジアカルタゴ大学孔子学院学院長の胡坦氏があいさつした。劉宏校長に簡潔にカルタゴ大学の分校状況と将来の孔子学院の教育地の区分構想を紹介した。孔子学院学院長として、孔子学院のためにより良い環境を提供することに力を尽くしたいと表明した。そして中国側の院長の徐日宣氏と一緒にカルタゴ大学孔子学院をチュニジアの特色のあるアフリカ孔子学院に建設したいと述べた。
理事会では、カルタゴ大学孔子学院中国側院長の徐日宣氏がカルタゴ大学孔子学院の仕事状況を報告をした。カルタゴ大学孔子学院の初期の仕事の進展と次の年の仕事の構想と目標を紹介した。
最後に、双方はまた、大連外国語大学とカルタゴ大学が共同で孔子学院を建設することに対し、執行協議及び両校協力の枠組み協議を締結した。