ホーム ニュース

本学教学成果が2018年高等教育国家レベル

この度教育部が公表した「2018年国家レベル優秀教育成果賞の受賞項目一覧」(〔2018〕21号)によれば、本校の劉宏教授による『「一帯一路」の構築に向けた「ロシア語+地域学」人材育成モデルに関する研究と実践』が2018年高等教育国家レベル優秀教育成果二等賞を受賞した。

今回の受賞は本学既存の学科が上海協力機構大学(SCO・上海協力機構の加盟国にある82校が加盟する国際型高等教育機構)の地域学分野の人材育成に基づいて長年実践してきた成果であり、「一帯一路」構築に寄与するものと認められたことによるものである。この研究はロシア語人材育成モデルの革新を目的とするものであり、国際化・複合型ロシア語人材を育成する体系を築き上げ、ロシア語人材育成の計画を改善し、カリキュラムを改革することによって、ロシア語人材育成の質を挙げる実践を内容としている。また、ロシア語学科という単一学科の垣根を越え、上海協力機構大学の国際的プラットフォームとロシアをはじめとするシルクロード経済圏の国々の優れた教育資源を活用して、ロシア語が堪能であると同時にロシア語圏国家の地域学に精通した国際的かつ創新的な複合型人材を育成するこの試みは、中国の他大学における人材育成モデル改革にとって模範的な意味をもつものである。

国家レベル優秀教育成果賞は、国家自然科学成果賞、技術発明成果賞、科学技術進歩賞と並んで我が国の国家レベルの四大奨励賞の一つであり、四年ごとに審査され授与される最高レベルの教育奨励賞である。今回は全国553大学の1297件に及ぶ成果から、厳しい審査により、35%の項目が選ばれ、受賞した。高等教育国家レベル優秀教育成果の審査は公平性と質を重んじ、徹底した審査をするものであり、資格に達しない場合は無理に受賞者を決めず、受賞者なしとなる賞もある。この度の国家レベル優秀教育成果賞の受賞は、本学の「ロシア語+地域学」人材育成モデル改革と国際的教育方式を認めたものであり、大きな励みになるものである。これをきっかけに、本学は教育改革をさらに深化発展させ、教育理念を高めて、地域学の構築を推進すると共に、言語・異文化コミュニケーション・国際協力の全てに対する能力を備えた人材の育成に力を注いで、我が国の「一帯一路」構築と遼寧省における地域社会の発展に貢献できるよう努力を続けていく。