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企業精神をひろめ、優秀な人材をともに育成

3月6日午後、有限会社みずほファイナンシャルグループ執行役員、みずほ銀行(中国)有限会社の岡豊樹理事長らが本学に来校し、本学の日本語学院により開催されたシリーズ講座「企業家フォーラム」の初講義を行った。

「みずほファイナンシャルグループと日本経済」と題する今回の講座で、岡豊樹理事長は、まず、みずほファイナンシャルグループの業務内容、会社の概略や特徴、及び中国において支店を設立し業務を展開するようになるまでの道のりなどについて語った。そして、日本経済の歩んできた成長の軌跡の回顧につづき、岡豊樹理事長は、経済、教育、医療、科学技術、環境などの各方面から、近未来の2050年についての予測を行い、客観的な分析や見解を示した。みずほファイナンシャルグループの発展、日本経済の現状分析や未来予測などについての岡豊樹理事長の講義内容は、学生の日本経済や日本企業に対する理解を一層深め、視野をさらに広げ、これからの進路計画やキャリアデザインにも大きな影響を及ぼしたといえよう。

岡豊樹理事長の講義に引き続き、みずほ銀行大連支店の石井邦彦支店長から、本学卒業生のみずほ銀行での仕事ぶり、及び大連支店の業務提携の内容や協力活動の提供状況、コンサルティング活動の実績などについての紹介が行われた。今現在、みずほ銀行に勤務している本学の卒業生は20人以上にものぼり、輝かしい成果を上げている。石井支店長は、学生に対し、探索心を発揮し、中日友好交流に貢献するようにと暖かく激励し、高い期待を寄せた。

「銀行業の要求する能力や素質は?」、「キャッシュレス社会は本当に実現できるのか」などの学生からの質問や話題に、岡豊樹理事長は一つ一つと詳しく回答し、学生たちと親しく話し合い、交流を深めた。

講座後に、本学副総長の姜鳳春教授は、岡豊樹理事長と会見を行い、みずほ銀行の本学に対する長年にわたる支持や協力に対し感謝の意を表し、また今後みずほ銀行と更なる協力や連携を歓迎する意向を示した。

シリーズ講座「企業家フォーラム」は、本学の日本語学院により新たに開設されたものであり、今学期は、大連の日系企業界を代表する15名の経営者を招き、学部三年生に講座を開くものである。講座の目的は、企業と大学との間の架け橋を造り、産学連携をさらに深めることにある。今回の初講義では、岡豊樹理事長の独特の視点や豊かな経験に基づく講義のおかげで、本学の学生が、企業を再認識するためのもう一つの窓が開かれ、美しく輝く未来を創造するための新たな視野が開かれたといえるだろう。

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