5月22日午前中、承志楼の609号会議室において、遼寧省大学入試総合改革に対応するための本学のワークアレンジメント会議が開催された。大学指導部のメンバー、関連各職能部局の責任者、および各学院の責任者や学生指導員(カウンセラー)全員が揃って会議に参加した。
会議の冒頭、叢明才副学長は、「動き出している遼寧省大学入試総合改革に対して、われわれはどのように対処すべきか」と題する問題提起や発言を行い、遼寧省大学入試総合改革研修会や遼寧省の大学入試総合改革問題に関連したテレビ会議・電話会議の会議内容を出席者に紹介した。さらに、叢明才副学長は、新たな入試方法を採用する全国の新大学入試改革の背景や改革の進展状況、新大学入試に関する遼寧省の改革案などについて説明した上で、本学がとるべき対応策をめぐって、今後のワークアレンジメントを以下のように提示した。すなわち、(1)専攻を大括りにする分類法に基づいた新しい学生募集のやり方を積極的に追求すること、(2)本学の専攻の構成を再度見直して改善すること、(3)学部段階における教育や教学改革のテンポを加速すること、(4)優秀な学生を集められるように、学生募集のための宣伝や広報活動をさらに強化すること、という4点で、会議においても強調された。
今回の会議は、本学各職能部局や各学院が新大学入試に対する理解を深め、緊迫感や責任感を高めた点において大きな役割を果たしたと言えよう。今後、本学は、改革と発展のチャンスを確実に活用し、統合改革の本格的な推進を図る。さらに、本学の教育と教学改革の新たな方法を模索しながら、学部段階における教育活動の内容の充実と発展を一層推し進めることになるであろう。
翻訳:日本語学院筆訳教研室 王 恵賢
校正:日本語学院外教研究室 植村高久