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キャノン(中国)株式会社小沢秀樹社長が本学にて講座

6月12日午後、日本キャノン・グループ副社長執行役員、アジア営業集団総代表、キャノン(中国)株式会社社長兼CEO小沢秀樹氏が本学を訪れ、日本語学院の学生のために、キャノンアジア営業集団の事業内容、企業文化、経営理念と従業員のあり方をめぐって、講座を行った。これは日本語学院企画による企業家連続講座の第五回目である。

小沢氏は、集団の内部でいかにしてイノベーションとコミュニケーションを推し進め、明るく健康的で独特な雰囲気を作り出すかに焦点を当てて紹介し、日常のあいさつがコミュニケーションの第一歩であると指摘した。その後、理想的な就業員のあり方に関してキャノン・グループが求める10の項目を重点的に説明し、日本語学院の学生たちが努力する上での明確な方向性を示し、熱意をもってチャレンジすることを恐れず、身につけた知識を実践に生かすよう励ました。同時に社長は、「あいさつ」と「感謝」の重要性に加えて、基礎を固めて、他人の立場に立って考えることの重要性を指摘した。

聴衆との交流の時間には、日本語専門の学生の総合能力をどのようにして高めるべきかという問題や、仕事と学習のバランス、競争に対する企業の取り組み、キャノン・グループの将来の発展など様々な学生からの質問に対して、小沢社長から懇切でユーモアにあふれた回答があり、また暖かい励ましをいただいた。

講座の終了後、日本語学院の于飛院長は総括発言をし、小沢社長に企業家連続講座の講師証書を授与した。

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翻訳:日本語学院筆訳教研室 安月

校正:日本語学院外教研究室 佐藤秀樹