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中華人民共和国前駐日本特命全権大使の程永華氏が 要請に応じ本学を訪問、客員教授に就任

6月26日、中華人民共和国前駐日本特命全権大使の程永華氏が本学を訪問され、本科生の卒業式に出席、遼寧省人民政府外事弁公室の応中元主任、遼寧省外弁アジア拠の李向栄拠長、胡元元副拠長らがこれに随行しました。本学共産党委員会の劉璽明書記は、啓航棟の会議室にて程永華大使ご一行と会見、劉宏学長、叢明才副学長、常俊躍副学長、本学日本同窓会の会長・日本語専攻74級のO.B.の馬暁平氏、および党政弁公室、国際交流と協力処、日本語学院の責任者らが会見に参加しました。会見では、劉書記は本学の沿革、発展、および日本語学科の専攻構成などに関して簡単に報告を行い、程永華大使は、本校が外交部に優秀な日本語人材およびその他の言語の人材を送り出していることに感謝の意を述べられたうえで、本校の美しいキャンパス環境を高く評価されました。会見後、劉書記は程永華大使に客員教授としての辞令書を交付しました。

程大使は1977年に中国の外交部に入り、長年にわたり外交活動に従事されて参りました。2003年から2006年までは中国駐日本大使館公使を、2010年からは中国駐日本特命全権大使を務め、豊富な外交経験を有しています。程大使は就任以来、優れた外交手腕を生かして緊張状態が続く中日関係の改善を推し進め、昨年の李克強首相の訪日と安倍晋三首相の訪中に向けて有利な条件を作り出されました。

程大使が本学を訪問されたことは、本学の発展に重要な意義を持っています。これから本学の対日研究への参与、科学研究における協力などにより、本学の教育・人文領域における日本との協力をさらに拡大・深化させることができると見ています。

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翻訳:日本語学院筆訳研究室 張英春

校正:日本語学院外教研究室 金戸幸子