先日、『教育部弁公庁の2019年度における国家級及び省級レベルの一流学部専攻育成部リストの通知』が発表されました(《教育部办公厅关于公布2019年度国家级和省级一流本科专业建设点名单的通知》(教高厅函[の]46号)。この通知によると、大連外国語大学の7つの学部専攻が第一回目の選考に合格し、国家級の一流学部専攻に選ばれました。すなわち、日本語専攻、英語専攻、ロシア語専攻、韓国語専攻、ドイツ語専攻、フランス語専攻、翻訳専攻の7つの専攻です。
今回の国家級一流学部専攻の育成部門の認定は、『教育部弁公庁の一流学部専攻の育成に関する「双万計画」の実施についての通知』(《教育部办公厅关于实施一流本科专业建设“双万计划”的通知》(教高厅函[2019]18号))の精神にしたがって行われました。まず初めにそれぞれの候補校が申請し、省教育庁などの管轄部門が審査を行い、さらに教育部高等教育教学指導委員会(教育部高等学校教学指导委员会)の評議や投票を経て、最後に教育部の認定を受けるというプロセスで行われました。今回、国家級一流学部専攻の育成部門に認定されたのは、全国で合わせて4054部門であり、そのうちの141部門が遼寧省に所属しています。
ここ数年、大連外国語大学は一流学部専攻の育成を非常に重要視してきています。「道徳を尊重し、人材を育成する」という基本精神を常に忠実に貫き通すため、メカニズムを改善しつつ、人材の育成能力を全面的に高めるというコアポイントをしっかりと把握して、人材の育成の中心に据えてきました。さらに、大学のベースとされている学部教育の地位を引き続き固め、それぞれの専攻内容のさらなる充実を図ってきました。そのうえ、教務課や関係学部も、国家級一流学部専攻の申請プロセスの中で、多大な努力を払い、今回の素晴らしい成果
を挙げてきています。
これから大連外国語大学は、教育部や遼寧省教育庁の要望に応えて、専攻の育成計画をさらに改善し、また学部段階における一流専攻育成計画を統合的に実施することに力を注ぎます。そのために、まず、支援措置を整備し、
「需要に対応し標準化を進め特色をはっきりさせる」という理念のもとで、一流専攻の標準に照らし、それぞれの専攻の特色を強化し、持続的に専攻内容の充実やレベルアップを目指します。また、一流の学部専攻模範となる作用や呼び水効果を十分発揮させるために、学部レベルの教育改革や教学改革をさらに推進し、ハイレベルの学部教育の実現のために全力を尽くします。
翻訳:日本語学院筆訳教研室 王恵賢
校正:日本語学院外教教研室 植村由美子