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中国での教育へ心を寄せ、新型コロナウイルスとの闘いに協力

717日、大連市大学外国人留学生教育管理学会の張健会長、陳子驕事務総長・大連外国語大学漢学部学部長、及び国際学生代表ら一行7人が、大連在留の留学生と教師を代表して大連市政府外事弁公室に記念の扁額と感謝状を贈り、新型コロナウイルスの流行期間における手厚い配慮と公私にわたる支援に対して謝意を述べた。大連市政府外事弁公室の黎宝光主任、大連市対外友好協会の胡氷侠副会長が出席した。

新型コロナウイルスの流行期間中、大連市政府外事弁公室は大連市大学外国人留学生教育管理学会に対して積極的に支援を行った。大連市12の大学に感染対策用品を配布しただけでなく、キャンパスまで足を運んで視察を行い、新型コロナウイルス対策の指導や、留学生の管理と心のケアなどにも配慮した。本支援に対し、張健会長と陳子驕事務総長は「大連市政府外事弁公室の『雪中送炭(困っている人に援助の手を差しのべる)』は『患难见真情(危難の時にはじめて人の真価がわかる)』の現れです。大連市12の大学の関係者は感銘を受けており、1000名以上の留学生と教師から称賛の声が上がっています」と感謝の意を述べた。

黎宝光主任は、「大連市政府外事弁公室は国際交流活動を重視しており、ずっと大連で暮らす外国人にとって頼りになる存在でありたい」と述べたうえ、「中国人は『一方有,八方支援(どこかに困難があれば四方八方が応援する)』とよく口にする。大連にいる外国籍の教師と留学生たちが困難な局面を乗り越えられるように、中国共産党大連市委員会と大連市政府の指導のもとで、大連市政府外事弁公室は自身の長所を生かし、感染対策用品の調達などに全力を尽くしました。大連市政府外事弁公室は責務を果たしただけにすぎませんが、各大学の関係者と留学生の称賛をいただくことができ、非常にうれしく思うと同時にほっとしています」と述べた。

本学の外国人留学生の代表であるマルクスさん(ベニン出身)とカニナさん(ブラジル出身)もそれぞれ自分の感想と謝意を述べた。マルクスさんは、「卒業後自分の専門を生かし、中国語教育と中華文化を母国で広め、より多くの外国の友人に中国のことを知ってもらいたいです」と述べた。カニナさんは、中国の昔のことわざである『寒知松柏,患难见真情(厳寒な冬を経験して初めて松、柏の強さを知る;危難の時にこそ人の真価がわかる)』を援用して謝意を表した。「将来は中国とブラジルの友好交流の使者になり、実際の行動で中国民衆の厚情に報いたいです」と言い、さらに「新型コロナウイルスとの闘いにおいて、中国が一日も早く最終の勝利が得られるように祈ります」と述べた。

学生代表の発言を受け、黎宝光主任は、「中国の民衆は心を合わせて突如現れたコロナ禍に立ち向かい、多大な犠牲を払ってようやく段階的な成果を収めることができました。中国政府は積極的に国際社会の義務を担い、世界各国の新型コロナウイルスとの闘いに協力します。留学生の皆さんは中国で安心して勉学に励み、中国と諸外国の友好交流に貢献してもらいたいです」と述べた。



翻訳:日本語学院 孫昊

校正:日本語学院 金戸幸子