大連市教育作業委員会の韓英副書記ら関係者が2月7日午前、本学を訪問し、新型コロナウィルスの感染防止等重点措置の実施状況を監督した。またコロナ対策の調査研究座談会を開き、春節期間中のコロナ対策について指導を行った。座談会には、本学の劉紅校長、叢明才副校長および関連部門の長が参加した。
座談会では、劉宏校長が学校を代表して、現在および春節期間中、本学コロナ対応の全体的な状況及びその展開について報告した。具体的には「仕事体制の改善」、「学校の封鎖管理」、「教員と学生の旅程記録」、「教員と学生の健康教育」、「緊急物資の確保や当直体制の強化」及び「世論モニタリング」の六つの側面から詳細な報告を行った。本学は、冬休み中のコロナ感染防止に力を入れるのと同時に、新学期が始まって学生が無事に学校に戻れるよう、新学期の開講対策についても積極的に検討した。
本学のコロナ対応は大連市教育作業委員会の韓英副書記により高く評価されている。彼女はコロナ禍で学校の管理者層が自分のやるべきことをしっかり成し遂げ、状況によるタイムリーな指導ができたこと、健全に制度が整えられていること、整然とした封鎖管理が行われていること、学校に残された生徒の学習や生活の条件が確保されていること等について言及し、本学の全体的なコロナ対応が適切に行われていることを認めた。それと同時に、韓英副書記は本学のコロナ対応について、4つの側面からアドバイスをした。1つ目は、政治的な立場をさらに重視し、学校が実施している制度施策などをタイムリーに教員や学生に知らせ、効率的な情報共有を実現させることである。さらに「思政課程(思政カリキュラム)」と「課程思政(思政をカリキュラムする)」の政策をもとに、人材育成の有効性を向上させることを目指す。特別な時期に、管理者層は現場の状況を体験し、世論モニタリングすることで、学校の良い雰囲気の醸成に努めるべきである。2つ目はリスクを防ぎ、安全を求めることである。実施中のプロジェクトの安全性を重視し、旅順口区と積極的に連絡を取り合い、プロジェクトがゼロ事故であることを確保する。3つ目は、上層部からの仕事に対する要求をしっかり遵守することである。「四個清単」の政策に従い、学校の様々な作業がダイナミックに調整できることが望まれる。4つ目は、これまで用いられてきた「3級の当直制度」を引き続き厳格に遵守し、無事に学校を始められるように、新学期の開講の案を検討することが必要である。
次のステップとして、本学はキャンパスの封鎖管理や教員の休暇報告システムの使用を引き続き厳格に徹底する。また、学校に残された学生の管理と生活条件の補償を強化し、様々な対策の実施や安全管理の強化等により、すべての教員や生徒が平穏で、幸せな春節を過ごせる状態を確保する。
翻訳:日本語学院 王 勝男
校正:日本語学院 大野裕司