原稿出所:教務課 写真出所:教務課
6月21日、22日、本学の啓航館にて2021年度大学・大学院卒業生学位授与式が行われた。学校学位評定委員会の主席、学長の劉宏教授及び各学院の学位評定委員会のメンバー、2021年度の大学・大学院卒業生が出席した。本学の大学院生の内、1名が博士号、416名が修士号を取得し、本科生3114名が学士号を取得した。
今回の学位授与式は学院別で順次行われ、各学院の学位授与式は学院学位評定委員会の主席によって主催され、また、学校が授与する学位決議を読み上げることになっている。劉宏学長はみずから、2500名あまりの2021年度大学・大学院卒業生のために「抜穂正冠」(グラディエイトキャップのタッセルを右から左へ移動させること。人生のあるステージを超えたということで、新しいステージに向かう準備が出来たということの象徴)の儀式を行い、学位取得証明書を授与した。また、劉宏学長は卒業生一人一人と記念写真を撮り、卒業生が順調に学業を完成させたことを祝福するとともに、新たな人生のスタートを切り開くよう、厳粛かつ親しみ溢れた姿勢で学位授与式に臨んだ。学位授与式は熱烈な現場の雰囲気に包まれる中、暖かく送られた。劉宏校長は卒業生に向け一つ一つお別れを告げ、引き続き深く勉強する学生に励ましの声をかけ、中国各地で働く学生に祝福を送った。さらに、深圳で実習を行った卒業生一人が大連に戻って後、新型コロナの影響で集中隔離されることになった。そこで学校側が生放送環境を構築し、劉宏校長はこの卒業生のためにオンラインの形で「抜穂正冠」を行った。卒業生は厳粛かつ和やかな学位授与式を通して、大学の温かさと思いやりを十分に感じると同時に、恩師からの祝福と期待、同級生との友情、学校を名残惜しむ気持ちが湧きあがった。(顧永新)
翻訳:日本語学院 孫 妍
校正:日本語学院 石井友樹