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本学の外国人留学生が2021中国国際デジタル・ソフトウェアサービス交易会を見学

記事出所:漢学院  写真出所:漢学院 

日付:2021-07-22

 「デジタルサービス、イノベーションの未来」をテーマとする2021中国国際デジタル・ソフトウェアサービス交易会が22日、大連世界博覧広場で開幕した。開会式には、商務部部門代表、省委員会、省政府、市委員会、市政府の関係部門の責任者、北京、上海、広東など20の省市レべルの出展参観団、12の国家デジタルサービス輸出基地代表、在中各国の地方政府機関、経済組織及び友好団体の代表、各高等教育機関、金融機関、協会、国内外各業種の看板企業及び各フォーラムのゲスト代表など800人余りが出席し、本学の外国人留学生も招待に応じて見学した。



 今回の交易会は商務部、科学技術部、中国国際貿易促進会及び遼寧省人民政府が共催し、出展企業の数が500社を超え、海外の出展機関及び企業は31社に上った。会議期間中に行われた、サミットフォーラム、産業のドッキングとプロモーション、展示会などの活動では、世界のデジタル変革の新たな原動力が大いに示され、デジタル貿易イノベーションの発展の新たな理念、新たな経験が共有されることとなった。


現在、デジタル貿易は、サービス経済、デジタル経済の重要な構成要素として、経済貿易成長の新しいエンジン、制度構築の新たなけん引役、国際競争の新しいサーキットになりつつある。商務部、科技部は、いずれも様々な面で、デジタル貿易イノベーションの発展に全力を尽くし、デジタル経済分野での核心技術を、系統的に配分させようとしている。

 大連市は長年にわたり、経済成長をけん引引する重要なエンジンと産業アップグレードの突破口として、デジタル経済を発展させてきた。また、イノベーション駆動型発展戦略を着実に実施し、デジタルの産業化と産業のデジタル化の推進を加速させてもきた。デジタル経済と実体経済の深い融合を推し進め、デジタル大連と智造強市の実施を加速させ、産業構造最適化先導区と経済社会発展の先行区建設を全面的に推進し、産業集積と政策の先導を積極的に推進してきている。

開幕式で、外国人留学生たちは各責任者の重要なスピーチと参加企業代表の発言に真剣に耳を傾けた。そのうち、大連市は都市デジタル化、産業デジタル化及び政府デジタル化といった分野で整理した700のデジタル活用シーンを社会に向けて推し進めると発表した。学生たちは総投資額が1383億元で、大連のデジタル市場を共同で建設し、開拓するよう各界に要請したというメッセージに大いに奮い立たせられた。大連市が打ち出したデジタル経済の発展を支持する10ヶ条の政策は更に学生たちに、大連市の未来の発展が、自信に満ちたものと感じさせた。


その後、学生たちは交易会の現場で、ファーウェイ、SAPLG、サムスンSDSなど国内外の有名企業が持ち込んだデジタル技術の最先端的の応用例と製品を見学した。中国人民銀行が主導して組織した6大銀行のデジタル人民元業務の宣伝とシーン化されたアプリがお披露目されたが、学生たちの更なる注目を集めた。

今回の交易会は中国のデジタル分野の開放的な協力をけん引し、中国のデジタル経済の質の高い発展を推進する国家級プラットフォームである。外国人留学生たちは見学を通じて、中国経済の急速な発展の力強いエネルギーと大連市の開拓と革新、積極的に経済と社会の質の高い発展を推進する進取の精神を感じとった。それは外国人留学生が、中国の国情、中国の発展と建設のプロセスをより一層理解し、文化のアイデンティティを増進し、中国を知り中国と付き合う感情を育成する貴重なチャンスになるだろう。(方可佳)


翻訳:日本語学院 李冠男

                                                                                                            校正:日本語学院 宮本司