2021年11月5日、「遼寧省教育庁弁公室の2021年度遼寧省普通高等学校学部生イノベーション起業コンテストの開催に関する通知」の精神に基づき、遼寧省教育庁と財政庁が主催し、遼寧省普通高等学校外国語言語文学類専門教学指導委員会が指導し、大連外国語大学が運営し、早道教育が共催する「2021年度遼寧省普通高等学校大学生日本語技能コンテスト」が開幕した。本校の学生は栄光なことに日本語専攻組特等賞を11件、非日本語専攻組特等賞を16件を獲得した。
今回の日本語技能コンテストの目的はコンテストで教育、学習、イノベーションを促進することにある。つまり、中華民族の優れた文化の成果を伝承、発揚し、中国の物語を日本語で上手に語り、文化への自信を強めることである。また、日本語教育に関する教学改革を推進し、大学生の言語の総合的な応用能力を高め、人材を育成するという目標を確実に実行した。日本語学習者の交流を強化し、中日言語交流の良い雰囲気を創り上げ、中日文化交流を促進したのである。
新型コロナ感染症対策を実施するため、コンテストは予選から決勝戦まで遼寧省大学生イノベーション起業管理共有プラットフォームによる「オンライン形式」で行われた。コンテストは9月7日に始まり、学校登録、予選作品の提出、予選審査、決勝戦動画の提出、決勝戦審査という五つの段階を経た。大連外国語大学・東北大学・遼寧大学など省内の33校の学生1645人が応募した。日本語専攻組は1271人、非日本語専攻組は374人が参加した。予選は「日本語作文」と「日本語翻訳」という二つのコースに分けられ、両コースの日本語専攻組と非日本語専攻組は、それぞれの順位で上位15%の参加者が決勝戦である「日本語スピーチ」へ進んだ。スピーチのテーマは「中国の更なる発展のために私ができること」であった。
省内における大学の専門家と学者40人余りで構成された審査専門家チームが応募作品を審査した。コンテストでは特別賞・一等賞・二等賞・三等賞・優秀指導教師賞・優秀組織部門賞を選出した。コンテスト事務局は創新起業学部に置かれ、組織とプログラムの実施を進め、ソフトウェア学院の協力も得た。コンテストは入念に準備と手配を行い、選手たちに公平な競争の場を提供した。これにより、参加した大学の教員と生徒から幅広い好評を集めた。参加者は大変勉強になり、来年のコンテストを楽しみにしているなどと述べた。遼寧省普通高等学校大学生日本語技能コンテストは2020年に本校によって創立されたものである。(李紹華)
翻訳:日本語学院 姚艶玲
校正:日本語学院 大野裕司