原稿提供元：創新創業学院　画像提供元：創新創業学院

先日、遼寧省教育庁の主催、大連外国語大学の主管、早道教育科技有限公司の協賛による第3回「早道杯」遼寧省大学生日本語技能大会が無事盛会のうちに終了した。大連外国語大学や遼寧大学、沈陽師範大学など遼寧省の大学計29校から、合計1534名の大学生が参加し、当校の学生は日本語専攻グループで8名の特等賞、非日本語専攻グループで16名の特等賞を受賞した。

　この日本語技能大会は、競技を通じて教育、学習、創造を促進すること、中華民族の優れた文明的成果を伝承・継承し、日本語で中国のよい物語を語り、文化的自信を高めること、日本語教育・指導の改革を推進し、大学生の言語総合力を向上させ、人材育成の目標を効果的に実現すること、さらに、日本語学習者間の学習交流を強化し、中日言語交流の雰囲気を醸成し、中日文化交流を促進することを、目的としている。

　本大会は9月1日に開催され、学校登録、予選作品の提出、予選審査、決勝ビデオの提出、決勝審査という5つの段階に分けられ、予選から決勝までの全過程は、「遼寧省大学生創新創業管理共有プラットフォーム」において、オンラインで行われた。1534名の参加者のうち、日本語専攻が1115人、非日本語専攻が419人であった。予選段階では、「日本語作文」と「日本語翻訳」という2つのコースがあり、専攻者と非専攻者それぞれの上位15%の参加者が「日本語スピーチ」という決勝段階に選出された。今回のスピーチテーマは、習近平総書記の「人類運命共同体」および「緑水青山こそ金山銀山」（「人と自然が共生する世界について」）という理念に由来する。

　遼寧省の各大学から集まった40人以上の中日の専門家や学者で構成される審査専門家チームが、応募作品の審査を担当した。大会では、学生の特等賞、一等賞、二等賞、三等賞、並びに優秀指導教師賞、優秀組織賞が選出された。大会事務局は創新創業学院に設置されており、大会の組織と運営を担当した。本大会は、全省の大学に日本語学習、交流、成果発表の場を提供し、大学における日本語教育の改革と革新を継続的に向上させるために、周到に準備され、開催された。（楊莉）

責任編集者：邴祎龍

翻訳：日本語学院　王昱

校正：日本語学院　小出瞬