記事と写真のソース:孔子学院工作処 2024-11-17
11月15日から17日まで、2024年世界中国語大会が北京の中国国家会議センターで開催された。教育部に主催され、「連結融合・継承革新」をテーマに10以上の国際フォーラムやセミナーが開催された。韓正国家副主席は会議の開幕式に出席し、習近平国家主席の祝電を読み上げ、スピーチを行った。習近平国家主席は祝辞の中で、言語は人類が意見を交換するための道具であり、文明の担い手であり、理解を深める架け橋であると指摘した。また、中国語は中華民族の数千年の文明と知恵を伝え、中国が世界に貢献する重要な公共文化産物であり、国際社会における中国語教育の実施を支援し、奉仕することは、中国語を母国語とする中国の責任であると指摘した。韓正氏は、中国と外国の関係機構および各国の中国語教育者は世界中国語大会のプラットフォームを利用して、十分に意思疎通を図り、コンセンサスを構築し、国際的な中国語教育の質の高い発展を促進し、人々の相互理解と友好を増進し、異なる文明の交流と相互理解を促進するために、知恵と力を提供すべきだと述べた。劉宏学長は大会に招待され、一連の活動に参加した。
16日午後、「国際中国語教育の地域化発展とシステム構築に関するセミナー」が開催された。この会議は教育部中外言語交流協力センターが主催し、北京師範大学と大連外国語大学が共催した。劉宏学長は、中国国際中国語教育基金会の上級顧問であり、前駐中国ニュージーランド大使、前ニュージーランド・ウェリントン・ビクトリア大学孔子学院理事長の包逸之氏とともにセミナーに出席し、前半部分の共同議長を務めた。ベラルーシ、英国、ジブチなど6カ国の政府・教育当局の代表と、教育部中外言語交流協力センターの郁雲峰主任が、現地に根ざした中国語教育・指導の推進について意見を交わした。会議では、劉宏学長が海外の孔子学院の現状と国際中国語教育の現地化発展について出席者と意見を交換し、国際中国語教育における開放と受容の魅力、相互学習の価値について議論した。
16日午後、孔子学院業務専門家プール設立式と学院長人材育成シンポジウムが会議中に行われ、劉宏学長は中国国際中国語教育基金会から孔子学院業務専門家プールの専門家に任命された。≪孔子学院≫創立20周年記念特集号の一面には、劉宏学長への特別インタビューが掲載され、孔子学院の国際中国語教育と孔子学院建設を世界に広報・宣伝した経験について語られた。
16日夜、本学は大連外国語大学孔子学院協力大学連盟2024年度年次実務会議を開催した。劉宏学長は、本学海外10孔子学院の海外提携大学の指導者、中国側と外国側の孔子学院院長と会見し、習近平主席の祝電の精神をどのように実行し、孔子学院の現地化と更なる発展をどのように促進するかについて話し合った。2024年世界中国語大会の期間中、160以上の国と地域から、2000人以上の政府関係者・校長・専門家・学者・教師および学生の代表と、駐中国大使が会議に出席していたと報道されている。
大連外大としては、祝電の精神を指針とし、引き続き習近平総書記の教育に関する重要な論述を実行に移し、国際中国語教育の戦略的位置づけを深く理解・把握し、教育の対外開放を絶えず推進し、国際中国語教育の強大な教育国家を推進する重要な役割を十分に発揮する。学問分野の建設を絶えず強化し、国際中国語教育、外国言語文学、国別地域学などの学問分野の統合的建設を実質的に推し進め、より多くのハイレベルな複合型国際中国語人材を育成する。言語の相互運用可能と、相互理解と信頼と、文明の相互理解という三つの架け橋を積極的に構築し、国際中国語教育と孔子学院の質の高い発展を推し進め、世界の異なる文明の受容と共存、交流と相互理解の促進、人類運命共同体の建設の推進に、さらに貢献する。
翻訳:日本語学院 黄健
校正:日本語学院 小出瞬