6月3日、「跨越山海・文明互鑑」文化研修プログラムの開幕式が本学で行われた。式典には、遼寧省教育庁副庁長の孔峰氏、遼寧省人民政府外事弁公室副主任の高飛氏、大連市人民政府僑務弁公室主任の王明亮氏、大連市対外友好交流協会常駐副会長の姜春梅氏、米国サンディエゴ州立大学ロバート・ペイン・スクール・オブ・ホスピタリティ・アンド・ツーリズム・マネジメント学部長のカール・ウィンストン氏、香港科技大学語文教育センター教員の任涛氏のほか、本学から党委員会書記の王偉辰氏、学長の叢明才氏、副学長の劉風光氏、党委員会常務委員の李妍氏、張皎氏、楊慧氏が出席した。あわせて、本学の関係部門・学院の代表および、サンディエゴ州立大学、香港科技大学、香港都会大学、マカオ理工大学、本学の教職員・学生代表が参加した。


孔峰副庁長はあいさつの中で、遼寧省は中国東北地域の重要な玄関口として、豊かな歴史と文化を有していると述べた。また、遼寧省の質の高い発展が進む中で、米中間の協力には大きな可能性があり、遼寧省と香港・マカオとの連携も新たな段階を迎えつつあると語った。そのうえで、サンディエゴ州立大学ならびに香港・マカオの教員・学生が大連滞在中に充実した時間を過ごし、「山海有情、天遼地寧」に象徴される遼寧省の魅力や、「浪漫の都」として知られる大連の温かさと活力を体感してほしいと期待を寄せた。

高飛副主任は、遼寧省は東北振興をけん引する重要な地域として、常に対外開放の最前線に立ってきたと述べた。また、本学は東北地域を代表する外国語大学として、米中友好の促進や香港・マカオとの交流推進において着実な成果を上げてきたと評価した。さらに、今回の交流を通じて、学生たちが対話の中で偏見を乗り越え、相互理解と共通認識を深め、新たな時代の国際交流の発展に貢献していくことへの期待を示した。

王明亮主任は、大連は歴史の厚みと開放的な活力をあわせ持つ国際都市であると述べた。そして、本プログラムを通じて、参加した学生が大連の歴史や文化に触れ、東北地方の風土や人々の魅力を感じながら、異文化間の対話を通して理解を深め、友情を育み、人と人とを結ぶ懸け橋となることを願うと語った。
叢明才学長は、本学が文化交流と国際協力を重視し、さまざまな取り組みを通じて、国内外の文化交流と文明間の相互理解を積極的に進めてきたと述べた。また、今回の研修プログラムは、学生たちが意見を交わし、中華文明に触れ、その地域の文化を体感するための貴重な交流の場であるとした。そのうえで、研修プログラムに参加した学生が今回の研修を通じて、文明や文化の違いを尊重しながら共通点を見いだし、両国関係の健全で安定した発展を支える存在へと成長していくことに期待を示した。

カール・ウィンストン学部長は、今回の活動は、グローバル教育、異文化対話、協力と共創の分野における重要な取り組みであると述べた。そして、学生たちがともに学び合い、互いに刺激を受けながら、異なる文化的視点から相互理解を深め、グローバル教育と国際協力の発展に貢献していくことを願うと語った。

任涛教員は、両校が長年にわたる協力を通じて、多層的かつ幅広い交流体制を築いてきたと述べた。また、今年の活動は新たな内容も加わり、学生の国際理解をさらに深める機会になるとの期待を示した。そのうえで、研修プログラムに参加した学生が「交流」の灯を胸に、開かれた姿勢と多角的に考える力をもって、より多くの若者たちの未来への希望や想像力を照らしてほしいと語った。

式典では、サンディエゴ州立大学のキアラ・ガルシアさん、香港科技大学の亢睿敏さん、香港都会大学の陳梓薇さん、マカオ理工大学の呉家媛さん、本学の富庚辰さんが学生代表としてあいさつした。司会は劉風光副学長が務めた。

その後、出席した来賓と学生代表がそろってスタートボタンを押し、2025年大連外国語大学「跨越山海・文明互鑑」文化研修プログラムの開幕を祝った。今回のプログラムでは、サンディエゴ州立大学、香港科技大学、香港都会大学、マカオ理工大学から参加した約60名の教職員・学生が本学学生とともに、「AIが支える持続可能なキャンパスづくり」をテーマとする青年学術フォーラム、「グローバル・ガバナンスとグローバル都市建設」をテーマとする都市視察、中国伝統文化体験など、さまざまな研修活動に取り組む予定である。

開幕式終了後、劉風光副学長はサンディエゴ州立大学および香港科技大学の代表団とそれぞれ会見し、教育による交流・協力のさらなる深化に向けて認識を共有した。

(胡欣然、侯培岩)