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オーストラリア西シドニー大学が本学へ訪問

3月20日午後、劉璽明書記、劉宏学長がそれぞれオーストラリア西シドニー大学(Western Sydney University)理事会会長のピーター・シャーゴルド教授(Professor Peter Shergold AC)、学長のバニー・グロバー(Professor Barney Glover AO)教授をはじめとする7人の訪問団と会談をした。姜鳳春副学長、国際交流と合作処、高級翻訳学院、文化伝播学院、商学院など関連部門の責任者も会談に出席していた。

西シドニー大学は1989年に創立され、ハード面でも、ソフト面でもオーリストラリアをリードする最新設備技術の整った教室を備えており、「協力・創造」という独自の教育モデルによって、学生に豊富な学習体験を提供し、その創造力の向上に力を尽くしている。当校はオーストラリアで翻訳学部を有する大学の一つである。教育の歴史が長く、高い素養を持ち能力の優れた教師陣を有しており、NATTI(オーストラリアで唯一の翻訳プロ認証機構)の資格証明書の授与拠点である。翻訳に関する研究の水準はオーストラリアでトップで、特に字幕翻訳の面では国際的にも影響力を誇っている.

会談では、劉宏学長が遠路からの訪問団一行に、まず歓迎の意を述べた。次に、本学の国際化教育理念、翻訳・ビジネス・ニュースメディアなど学科設置の基本状況を紹介した後、以下のように述べた。「現在、大学教育は発展の節目を迎えており、大学教育の公平な発展と国際的な発展とをどうやって促進するかが、次第に教育発展の重点になりつつある。その過程で、本学はより多くの海外学校と国際協力を図り、緊密な交流を図り、協力して国際化人材の育成に力を注ぎたいと考えている。両校は2018年から、翻訳、ビジネスなど学科の短期交流プロジェクト、「3+1+1」学部・修士一貫教育プログラム、「1+1」修士連合育成プログラムに取り組んできた。これらの模索は学生の国際的視野や思想を広げるだけでなく、国内外の教育資源の融合をも促すことができた。また、本学は留学生向けの中国語教育体系が整っており、学部生から博士に及ぶ各段階の学習ニーズを満たすことができる。さらに留学生の学習・生活環境を絶えずに改善している。中華文化体験が目的で本学を訪れてくる西シドニー大学の学生を大歓迎する。バニー・グロバー学長の来訪をきっかけにして、双方はさらに検討を進め、より豊富で多角的交流プロジェクトを開発しよう。また、翻訳学科の海外実践基地の建設、共同研究基金の設立、研究者の学術交流を促進したい」。

バニー・グロバー学長は本学の暖かい招待に感謝し、さらに劉宏学長が提唱した協力計画に興味を示した。また、グロバー学長は「今回の訪問を通して、学部生・修士・博士生の長短期交流交換プロジェクトについて、より多くの方式を開発すると同時に、両校教員の交流プロジェクトを展開したい。さらに国際交流の成果を遂げ、教育・研究分野における相互学習を推し進めることで、両国の人的交流の深化に貢献していきたい」と意思を表明した。

その後、劉璽明書記が訪問団と会見した。劉書記は、「昨年西シドニー大学を訪れた際、貴校の先進的な教育設備や教育理念が印象的だった。この度の理事長ご一行の答礼訪問を感謝している。ご訪問を通して、本学の関連学科を具体的に見学していただくこと、また、本学の教員・学生がさらに貴校への理解を深められることを期待している。中国とオーストラリアの学期は時間的にずれているので、オーストラリアの教授が休みに本学に訪れ、こちらの学科研究チームと相互交流をするといい。また、オーストラリアの学生が、こちらの学生と交流に訪れてくるのをも大歓迎する」と述べた。

バニー・グロバー学長は、西シドニー大学と大連外国語大学が、どちらも比較的若く、活気にあふれ、創造精神に富んでいる大学だとし、双方に共通点が多いと指摘した。そこで、翻訳・ビジネス・ニュースメディア学科における協力関係の構築が図れると述べた。また、今回の見学を通して、本学の中国語学科及び関連学科をより深く理解することができたため、長短期交流学習でオーストラリアの学生を本学に派遣したいとの意向を示した。

会談後、本学の関連学院とオーストラリア西シドニー大学の責任者は協力プログラムの細かい内容をめぐって、検討を行った。

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翻訳:日本語学院筆訳教研室 安月

校正:日本語学院外教研究室 植村高久