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2019年度タイ国へ赴任する中国語講師ボランティア教員養成修了式を挙行

4月9日、2019年度タイ国へ赴任する中国語講師ボランティア教員養成修了式が本学図書館報告庁において行われた。叢明才副学長をはじめ、主管部署の担当者、関係学院の院長および修了生126名が修了式に参加した。

修了式典に先立ち、修了生たちはまず39日にわたった素敵な思い出が蘇る、心温まるスライドショーを鑑賞した。スライドショーに映っていたのは、大連外国語大学に集まった初日や始業式、専門講座の授業、授業中のパフォーマンスショーの様子、海外での安全意識教育など。一枚一枚のスライドショーを見て、思わず涙を見せる修了生も多かった。

厳かな雰囲気のなか国歌斉唱で修了式典が開始された。修了生および優秀修了生の名前が読みあげられたあと、叢明才副学長によって修了証および優秀修了生証書を授与された。

遼寧大学から参加した張孫強氏が修了生を代表して挨拶した。張氏はまず「39日間の研修生活といえばけっして長くはないが、著名な先生方の素晴らしい特別講義や、有意義で多彩なサークル活動やイベント、実際に教壇に立って先生方からの指導を受ける演習など、本当に一生忘れられない経験だった」と振り返った。また、「今回の教師養成課程は、われわれ受講生にとってありがたい充電の好機会で、今後の外国で中国語教育に携わる上で深い影響があるだろう」と心から感謝を述べた。

続いて叢明才副学長が挨拶をした。「皆様方にとって在外中国語教育のボランティア活動は機会というよりむしろ挑戦といったほうがいいと思います。旅立ちに際して、祝福の言葉を述べさせていただきます。皆様方が中国と赴任先の間の友好の架け橋になるために、この事業を長続きさせ、真剣に考え抜き、入念に研究して、うまくまとめ上げてください。また、双方のさらなる交流のために、積極的に現地の文化生活に溶け込んでください。そして中国語をよりよく世界的に認めてもらうために、また中国の政治、経済、文化などをより正しくわかりやすく世界に伝えるために、高い志を抱き、地道な努力で頑張ってください。どこにいても、どんなときでも、国のことを胸に刻んで使命を果たしてください」とエールを送った。

関係筋によれば、今回の教員養成課程はあわせて39日間にわたり、特別講座や小グループでの授業実習などさまざまな授業形式を取り入れて、300時間の科目内容を設けたという。課程修了後、修了生はタイ国、韓国、日本、キューバの4カ国の孔子学院(孔子教室)およびその他の教育センターに赴任することになる。

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