11月4日午後、姜鳳春副学長は来訪された日本札幌大学の大森義行学長一行3人と会見した。国際交流協力処、日本語学院、ソフトウェア学院などの関係部門の責任者が同席した。
会見中、姜鳳春副学長はまず大森義行学長一行のご来訪に対して歓迎の意を表し、併せて大森義行学長の札幌大学学長就任に対しても祝福の意を表した。続いて、本学創立以来の日本語学科の発展、日本との交流・協力の規模及びその成果を紹介した。姜鳳春副学長は、本学は複合型、国際型、応用型の人材育成を目標とし、国際化を志向する大学運営の特色を堅持し、海外の大学、特に日本の大学との交流・協力を推進したいと述べた。日本との交流活動を通じて在学生に多くの学習機会を提供し、学生に海外での勉強・研究を奨励し、国際的視野を広げてもらうことを望んでいると強調した。さらに姜鳳春副学長は、本学は札幌大学と類似な歴史を持ち、学科的にも補完性を有していることに触れ、両大学が深い友情と人材育成における共通の理念を持っていることは、今後さらに協力を深める上で良い基盤になっていくだろうと指摘した。また、今回の大森学長のご来訪をきっかけに、両大学は新たな歴史的出発点に立ち、交流と協力をさらに深めていくとともに、新たな協力モデルの模索によって、中日両国の青少年の交流活動を推進し、両大学の国際化水準の向上を共に推進していきたいと述べた。
大森義行学長は、姜鳳春副学長の業務多忙なかでの会見に感謝の意を表すると同時に、両大学の2009年提携関係締結以来の実績を振り返った上で、大連外大派遣の学生の専門能力と総合的資質を高く評価された。大森義行学長は、両大学の協力関係を締結した先達かつ推進者であり、今回の訪問は札幌大学学長就任直後の最優先すべき仕事と任務であると強調した。さらに大森義行学長は、両大学はこれまでの良好な協力を基盤に、「学生に対する責任と支援」との原則に基づき、引き続き双方の良好な協力の局面を維持し、さらに多くの協力分野の拡大を図りたい。とくに教師間、学生間の相互交流と訪問、共同研究などの分野で新たな協力可能性を探っていきたいと述べた。
会見後、大森義行学長ご一行は国際交流協力処、日本語学院とソフトウェア学院の責任者と教師・学生の長短期交流プロジェクト、インターネット授業の構築などについて、今後の両大学の協力に関する具体的な項目について座談会を開き、初歩的な共通認識を得たという。(李琛)
翻訳:日本語学院筆訳教研室 邴胜
校正:日本語学院外教教研室 金户幸子