11月22日から24日まで、本学において、「近代中日の政治と法律における変遷と相互影響」国際学術シンポジウムおよび学術シリーズ講座が本学の国際海事・海洋法研究センターと日本語学院の共同主催で開催されました。日本の慶応義塾大学や創価大学、中国の中山大学、南開大学、遼寧師範大学、大連海事大学および旅順にある日ロ刑務所旧跡博物館といった国内外の大学や研究所から、約30名の専門家や学者がシンポジウムに参加し、活発な意見交換を行い、学術交流を深めました。大連外国語大学の劉宏学長と学科発展企画所の責任者らがシンポジウムの開幕式に主席しました。
劉学長は、挨拶において、多部署連携により学科や専門を超える国際学術シンポジウムを開くことの意義を認め、また本学において新たに設置された国際海事・海洋法研究センターが初めて主催した今回の国際学術交流活動についても高く評価しました。また、劉学長は最近大連市共産党委員会の譚作鈞書記が日本訪問中に本学における人材育成の成果を宣伝し紹介したことにも言及したうえで、本学の教育方針、学術研究および人材育成改革の状況をさらに詳しく紹介しました。会議の後、劉学長は慶応義塾大学法学部部長の岩谷十郎教授と会談を行い、両校のさらなる協力の実現をめぐって話し合いを行いました。
今回の国際学術シンポジウムおよび学術シリーズ講座は、本学の学術研究活動の初めての試みであり、単一学科にこだわらず、多様な研究領域や多部署の資源を効率よく協同利用する点において多くの示唆を提供してくれると言えるでしょう。
翻訳:日本語学院筆訳教研室 王恵賢
校正:日本語学院外教研究室 植村高久