3月25日、我が校の日本岡山孔子学院黎暁妮副院長が、現地の公民館の招待を受けて岡山市民向けに中国茶文化の講座を開き、地域の人々に歓迎された。
講座では、まず、黎暁妮先生が「中国茶」というテーマで基調講演を行い、中国茶の起源、効用、種類などを説明した後、緑茶、紅茶など六種類の茶について、その性質と効用を紹介した。さらに、現物を示しながら茶碗や急須などの茶器を紹介した。最後に、黎先生と湯文先生が中国の伝統音楽が流される中で、中国茶を点て、中国茶道の作法を実演した。
茶文化のほか、中国語の勉強コーナーも設け、我が校の王曼柳先生が「こんにちは」「ありがとう」「ではまた」などの簡単な中国語を参加者に教えた。
今回のイベントは岡山市民に中国茶文化のすばらしさを感得させただけでなく、中国文化にも興味を抱かせ、市民の中国理解の一助となった。
今後、中日の交流関係を深めるために、このような文化交流のイベントがより多く開催されることが望まれる。

